水辺の縁側

A SMALL PLACE TO STAY

水辺の
縁側

少し、ここにいませんか。
行き先を決める前に、
水のひかるほうを眺めながら。

青空と海へ向かって下る、白い手すりのある道
道の先に、海。

01 / 波打ち際

世界のなかに、
人がいる。

空と、水と、足もとの波。
風景のなかへ、一歩。

浅い波打ち際に立つ二人と、水面に映る姿
波打ち際の二人。
透明な水のそば、岩の隙間にいる赤いカニと灰色のカニ
石の隙間にも、居場所がある。

02 / 足もと

大きな景色の、
小さな隣人。

遠くを見ていた目を、
少しだけ、足もとへ。

03 / 夕空

ひかりが、ほどけていく。

空の色が変わる。
水の色も、変わる。

水辺を囲む山と、淡い金色の光が広がる雲
水面にひらく、夕空。

04 / 月明かり

夜にも、水はひかっている。

もう少し眺めていても。
そろそろ帰っても。

雲に囲まれた明るい月と、月明かりが映る夜の海
月明かりの通り道。

また、風の向く日に。

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